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2006年4月13日 (木)

メル友。

友人のK美さんは、想いを寄せる男性とメールのやりとりをしています。
彼は奥さんと死に別れていてしかも二人の子持ちです。
K美さんとしては、会えない時などせめて電話で何気ない会話を楽しみたいようなのです。けれど彼は9時になると、子供たちを寝かしつける傍らで、自分もいっしょになって寝てしまうとのこと。
仕方がないのでK美さんはメールであれこれ近況を知らせてみたり、彼のことを気遣ったり心配してみたりするのです。
K美さんが3回メールしたうちの1回程度に返事が届くそうです。
最初はそれでも「メル友」になれたことで胸がいっぱいだったのです。ところが人間には「欲」というものが出てきます。
「メル友」だけの関係では満足できなくなってしまうのでしょう。いろいろな意味で、彼ともっと近付きたいのだと思います。
「一体、あたしたちって何だろう・・・?」
その問いは、彼とK美さんの間でいつも揺れ動く問題です。指一本触れて来ない彼に対してK美さんとしては、複雑な想いがよぎります。それだけ彼がK美さんを大切にしている証拠とも思えるのですが・・・
スタンダールの「恋愛論」に寄ると、

恋するとは、自分が愛し、愛してくれる人に、できるだけ近く寄って、見たり触れたりあらゆる感覚をもって、感じることに快楽を感じることである。

とあります。とすると、恋愛というのは頭であれこれ考えた理屈ではなくて、もっと感覚的なものなのかもしれません。

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コメント

こんにちは。いつもブログを読ませていただいてるシンシアです。

『恋愛は感覚的なもの』ほんとそうですね。さんとう花さんが書いてくれたスタンダールの「恋愛論」を読んでそう思いました。
みんなその感覚で人に興味をもつんですよね。五感ってすごく大切だと思います。その五感が鈍ってしまわないように努力も必要ですよね!!このK美さんの好きな男性は父親としての感覚にスイッチがはいってしまっていて、恋の五感がオフなのかも???そのスイッチを入れてあげれたらステキですね!なんだか、さんとう花さんの文章を通してK美さんを応援してます!!

投稿: シンシア | 2006年4月14日 (金) 04:24

シンシアさんて、もしかして・・・?(笑)
なんせ30代の恋愛なんて、臆病になりがちだよね?(挫折の多い20代だったからよけいにね・・・)
シンシアさんもいろいろと考えることがあるだろうけど、突き進んじゃって下さい!(笑)この道は一度だけ・・・

投稿: さんとう花 | 2006年4月14日 (金) 10:57

こんにちは,さんとう花さん。
スタンダールの「恋愛論」はまさにその通りだと思います。
ただ一緒にいるだけで,ただ触れるだけで,ただ手を握るだけで身体全体で感じる快感。
同じことを他の人としても駄目なんです。
そんな存在だと思います。
男だって,いくつになっても好きな女性との距離の図り方には臆病となります。
恋するときは少年ですから。
(ブログが素敵に進化しましたね(笑))

投稿: yosi | 2006年4月15日 (土) 13:55

yosiさんいつもコメントありがとうございます。
そうですか、性別に関係なく「この人でなければ」というものが誰にでもあるのですね。
年を増すごとに恋愛には臆病になりがちですが、いつも自分に素直でありたいですよね・・・

投稿: さんとう花 | 2006年4月15日 (土) 18:47

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