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2006年7月17日 (月)

手作りクッキー。

最近は雑事に追われて、ブログの更新も滞りがちです。しかも連日の猛暑に体調が追いつかず、PCの前に座るのが億劫になってしまうのです・・・
そんな中、我が友人K美さんの伝説(?)を一つ。
先日、私がお墓参りに伊豆の方へ出掛けた時の話です。久しぶりに再会したK美さんのお宅へ立ち寄ることにしました。
K美さんの部屋は、木のぬくもりの感じられるあたたかな雰囲気の部屋でした。「手作り」に凝っているらしく、手作り小物でいっぱいでした。
本棚を見ると、さすがはK美さん。認知症に関する本や、子供のしつけ方に関する本、うつ病等の神経症に関する本までがズラリと揃えられていました。
「いつ親がボケても対処できるじゃん。」
「まぁね。」
「いつ子供が生まれても、しつけは万全だね。」
「まぁね、あとは結婚相手を探すだけだし。」
「いつ心が病んでも、この一冊があれば早期発見できるじゃん。」
「まぁね。」
さらに視線を本棚からカーペット上に移すと、無造作に『法華経』の経本までが置かれていました。
「いつ人生に迷いを感じても、これで心が救われるね。」
「まぁね。」
K美さんと私は時間が過ぎるのも忘れて、愉快に談笑していました。
「そうそう、これ私が作ったクッキーなんだけど、良かったら食べてみて。」
そう言って何気なく出されたのは、レーズンが練り込まれた手作りクッキーでした。
「これ、先生に教わって作ったクッキーなの。」
K美さんの勧めもあって、せっかくなので一つだけクッキーを味見させてもらいました。
「どう?どう?」
K美さんが賛辞の言葉を期待しているのが分かるだけに、感想を言うのに手間がかかりました。
口の中に広がる小麦粉の味。パサパサした食感。ヘルシー嗜好なのか、甘味がなく、レーズンの香りが妙に際立つものでした。
「そうねぇ・・・ヘルシーな味だよね。」
「あ、やっぱり?」
K美さんは嬉しそうにクッキー作りがいかに大変なものであったかを語ってくれました。
「先生がキビシイ人でさ、『もう2度目は教えないからしっかり覚えてね』とか言われたよ。分量とかメモしようと思ったら、全然そういう余裕を与えてくれなくてさ、『あなたのやり方でまずやってみて』とか言われて、まるで玄人を手ほどきするような感覚なわけ。もう、大変だったんだからー」
気を良くしたK美さんは、お手製クッキーを袋いっぱいに詰め込んで私に持たせてくれました。
「新幹線の中でつまんでね!」
K美さんは、本当に愉快な友人なのです。(笑)

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コメント

長い雨も終わり、暑い夏がやってきました。
青い海と広い空がそちらにはあるのでは・・・・。
元気出しましょう。
あまりブログの投稿にこだわらずに、夏を楽しむ気持ちで過ごしてください。
雨期が長かったので、沼津にはまだ行けていません。

投稿: 雲出川荒大 | 2006年8月 2日 (水) 17:06

雲出川さんコメントどうもありがとうございます!(^^)!
町内会の役員をしている都合で急に忙しくなってしまい、ブログの更新が滞っているしまつです(>_<)
先月はお墓参りのついでに伊豆で羽を伸ばして来ました!!
やっぱり故郷っていいものですね(^o^)
雲出川さんも機会があったら伊豆の方へお出掛け下さいね!!
伊豆の海と空は本当に青いですよ~(*^^)v

投稿: さんとう花 | 2006年8月 2日 (水) 21:49

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