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2006年7月10日 (月)

お墓参り。

年に一度だけ、私は故郷へ帰ります。
と言っても私には既に両親はなく、兄弟姉妹もいないのでお墓参りに出掛けるのです。
両親が眠るのは、伊豆の国市(旧田方郡韮山町)にある小さな古寺です。
7月8日(土)は、朝から友人のK美さんがJR三島駅前まで迎えに来てくれて、久しぶりの再会を喜びながらその足で三嶋大社へとお参りに出掛けました。
その後、私の両親とその先祖の眠る菩提寺を訪れお参りを済ませると、K美さんの運転する軽自動車で伊東まで移動しました。
それからは先日のブログにもあるように、かねてから楽しみにしていたビートルズ博物図鑑まで足を延ばし、伊豆高原では美味しいと評判の「レマンの森」でケーキとアイスコーヒーをいただき、まったりしました。
K美さんの車でしばらく市内をドライブすると、「雲龍寺前」というバスの停留場が目に飛び込んで来ました。
「ここにお墓買ったんだ。」
K美さんは少しはにかみながら付け加えました。
「まだ月賦が残っているんだけどさ。」
私はすぐに思い出していました。K美さんは墓石にはちょっとした博識があることと、以前、墓石ディレクターなる資格を取得しようと志していたことなどです。
「ぜひそのお墓見たいな。」
私は日が暮れないうちに見させてもらおうと、彼女を促しました。
「うん、いいよ。インドの石を使っているんだ。硬くて強度のある石なんだよ。」
K美さんは饒舌に墓石の何たるかを私に教えてくれたのでした。
お寺の境内に立つと、そこは三方を山で囲まれ残す一方が開けた、墓地には持って来いの景観でした。
「風水の本に、こういう場所がいいって書いてあったんだよ。ここに初めて墓地の分譲を見に来た時、もうここしかないって思ったの。」
K美さんの瞳は、まるで少女漫画のヒロインのようにキラキラと輝いていて、自慢そうでした。
満を持してK美さんのお墓を拝見させてもらうと、それはそれはステキな墓石とオプションに塔婆立てが設置されていました。
両サイドには鮮やかなお花が飾られ、上品なお線香の香りが辺りを漂っていました。
「まぁ、こんなもんだよね。本当は美空ひばりの墓石にも使われた緑色の石が良かったんだけど、あれは最高級石で、手も足も出なかったよ。」
少し残念そうにK美さんはため息をつきました。
「これでいつ親が亡くなっても大丈夫だよ。」
不測の事態が起きても全く問題ないと、いつも準備万端のK美さんであります。

ちなみにK美さんの両親はピンピンしていて、まだ当分はこのお墓にお世話になることもなさそうです。(合掌)

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