ご挨拶。
これまであまり必要性を感じなかったせいか、携帯電話を所持していませんでしたが、とうとうマイノリティーな部類から抜け出すことになりました。
S社と契約しておられる方は私と無料通話が可能ですヨ☆(笑)
私はこのブログを立ち上げて来月で丸一年になりますが、こんなつたない私の記事に目を留めて下さり、優しく、静かな足跡を残していって下さる方がいて、本当に本当に嬉しくて言葉では言い表せないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。
けれど、その一方で、心無い書き込みを受けることも多々ありました。
当初、私は時事問題なども記事にしてみたいという思いがあったのですが、静岡県伊豆の国市で起こった「女子高生タリウム毒殺未遂事件」に関する記事を公開したところ、ある人物から執拗な攻撃を受けました。
私はその人物からのコメントを即座に削除しましたが、攻撃は収まらず、コメント欄はその人物によって半ば占領されたような状態に陥ってしまったのです。
私はとにかく反論せず、黙って成り行きを見守るしかありませんでした。
こういう場合、受けて立つのが礼儀なのか、それとも黙殺するのが有効なのか、私は後者を選んだのです。
攻撃は続き、私のウェブに対する不信感はピークを迎え、精神的に完全に大敗しました。
結果、私はその記事を全文削除することでその人物に屈してしまったのです。
「ブログ」という唯一の心の窓は全開されることなく半開き状態で、風通しの悪い状態が暫く続きました。
私は悔しくて情けなくて、自己嫌悪に陥りました。
私の記事が、誰か特定の人物に対する誹謗中傷なら敵が現れてもおかしくはないのです。
しかし、そういうものとは全く別もので、社会の一端をささやかに、ささやかに個人的な見解として掘り下げたに過ぎないものを、何の脈絡もなく攻撃して来たのですから始末におえませんでした。
私はあの時、しっかりと自分の言葉で反論すべきではなかったか?
怯むことなく、強い意志を見せ付ける方が良かったのではなかろうか?
自分は「いい子」を演じ過ぎてはいなかったか?
今さらあれこれ考えたところでどうにもなりませんが、顔の見えない相手だけに恐怖感を煽られ、もう私などは手も足も出なかったというのが本当のところなのです。
そうは言っても、そのような悪意に満ちた書き込みはごくごく一部で、九割以上が善意のコメントです。
私は時折遊びに来てくれる、見えない顔のコメント者に支えられ、勇気付けられ、ブログを自分のスタンスで楽しむことが出来たのです。
この場をお借りして、深くお礼申し上げます。
ブログに絶望せず、自分を少しずつ解放し世間に発信出来たことは、全て私の記事を通り過ぎて行ってくれた人たちのおかげです。
本当にどうもありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
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