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2009年4月29日 (水)

翼をください。

4月29日という祝日が、昭和天皇の誕生日からみどりの日に変わり、今は昭和の日という名称になっていることに、今日気付きました。
最近は、ことカレンダーに興味がなくなって、平日と土日祝日の違いさえ分かれば問題ないことをいいことに、あぐらをかいていました。
小さい頃は、日めくりカレンダーに記載されている“今日の出来事”欄を読むのが楽しみだったのに・・・。
あの頃の好奇心というものは、年をおうごとに薄れていくものなのでしょうか?

それにしてもGWに突入した本日早朝から、我が家の真ん前の路地において、舗装工事が始まりました。
ドドドッとか道路に穴を開ける音やら、キーンと路面にカッターを入れる音が鳴り響くのです。
せっかくの優雅なひと時だと言うのに・・・嗚呼、この場所から逃げ出してしまいたい。
私にもしも・・・もしも翼があったら・・・。

そんなわけで、今朝は騒音の中、まるでその仕打ちに対抗するかのように“翼をください”を聴きました。
仲良しのSさんからのおすすめということもあり、この曲のみ4パターンの聴き比べをさせられるはめになりました。(←もとい、聴き比べさせていただくことになりました)

あのね、“翼をください”って知ってるでしょ? この曲を聴き比べて欲しいんだよねー。4パターンあるの。それでもってブログに(この感想を)書いて欲しいの。(ニコニコ)」

Sさんは、例によってオリジナルCD(特製“翼をください”のみ4曲収録聴き比べCD)を送ってくれました。
しかも、「この大空に翼を広げ、飛んで行きたいよ」というコピー付き。
この力の入れようたるや、タダ者ではありません、はい。

この4パターンとは、次のとおりです。

1、山本潤子の歌う“翼をください”

2、平原綾香の歌う“翼をください”

3、徳永英明の歌う“翼をください”

4、赤い鳥の歌う“翼をください”

もう、どれもこれも“翼をください”なんだな、これが。┐(´д`)┌
この4パターンは、時と状況に応じて好みの“翼をください”が変わるかもしれません。

ドライブ中、カーステレオから流れる“翼をください”なら1番かも。

カレ  「どこか行きたいとこある?」
カノジョ「そうねぇ、伊豆の海が見たいわ」
カレ  「よし、行ってみよう。(エンジンをかけ、BGMに山本潤子の歌う“翼をください”が流れる)」みたいな。

テニス部員(中学生)がテニスの試合に負けて、田んぼのあぜ道を自転車で一列に並んで帰る際に流れるBGMなら2番。
青春映画のワンシーンに使われそう。

現実逃避で、一人部屋で聴くなら3番。
さんとう花の個人的嗜好で言うと、徳永英明の声に涙したいかも。

合唱コンクールで優勝をねらいたいクラスにおすすめなのが、4番。
オーソドックスで懐かしい感じもする。

“翼をください”一曲からここまで空想(妄想)が広がるというのは、楽しいものです!
みなさんもよろしかったらこの4パターンを自分なりに聴き比べてみて下さいね(◎´∀`)ノ

Sさん、いつもありがとう!!

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2009年4月 9日 (木)

サイコ。

花粉症のピークを過ぎて、ようやく、くしゃみ・鼻水・目のかゆみから解放されつつあります。
そうは言ってもこの季節、桜の開花に始まって心が躍り、穏やかな春の陽気と人々の明るい笑顔に気分は絶好調・・・のはずですが、そうそう上手くはいきません。
「五月病」という言葉があるほどです。
この季節にポッカリと口を開ける、暗い闇の部分を、私、さんとう花は知っているつもりです。
(口幅ったい物言いで申し訳ありませんm(__)m)
でも、普段は目を背けています。
春という季節の明るさを頼りに、影を踏まないように気をつけているのかもしれません。

私の大好きなヒッチコック作品の一つに、「サイコ」というショッカー映画があります。
この作品はいろんな意味で、後のサスペンス・スリラー映画に影響を及ぼした、すばらしく完成度の高い映画なのです。

舞台はアリゾナ州フェニックス。
安価なホテルでつかの間の逢瀬を過ごす若い男女。
女はマリオンと言い、不動産事業所で経理事務の仕事をしている。
男と逢引を終えると、その足で事務所へ戻る。
事務所では、支配人と取引相手の商談が成立し、キャッシュで4万ドルの取引が行なわれていた。
支配人はマリオンに、4万ドルをすぐに銀行の貸金庫に預けるよう言いつける。
マリオンは4万ドルを預かったものの、「頭痛がするので早退させてほしい」と、お金を持ったまま早引きする。
そして、マリオンはそのお金を銀行に持って行くことはなかったのだ。

「サイコ」を鑑賞するにもいろんな捉え方があると思います。
そんな中、これこそが人生の落とし穴だと思われたのは、やはり何と言っても、作品前半のヒロインであるマリオンの出来心・・・4万ドルという大金に目が眩み、持ち逃げしてしまったことでしょう。
それは、直線的な恐怖と危機を煽る一つのエピソードでしかなかったのです。
彼女はその後、4万ドルを手にしたまま、人気のない古めかしいモーテルで、経営者のノーマン・ベイツに殺害されてしまいます。
お金目当ての犯行ではありません。
ノーマンの精神異常による犯行でした。
マリオンは盗んだ4万ドルを返して、もう一度やり直そうと決心した矢先のことでした。
運命とは皮肉なものです。
たった一度の出来心、“魔が差す”というものでしょうか・・・この一瞬の隙が人間をどうすることもできない泥沼に引き摺り込んで行くのです。

ささいな過ちは日常茶飯事に繰り返してしまう私たちですが、犯罪と呼ばれるような、倫理観に反するものには決して手を染めてはなりません。
享楽に耽って我を忘れ、うっかり落とし穴にはまることがないよう、今一度自分を律せねばと思いました。

春とは私にとって、清々しい理性を、改めて呼び覚ます季節なのです。

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