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2009年9月27日 (日)

大雄山最乗寺。

父が他界して13年、母が他界して丸10年。
月日が経つのはなんと早いことでしょう。
毎年お盆に一度だけのお墓参りも、今年に限ってはお彼岸も出向くことにしたのです。
そんなことでご供養の足しになどなるはずもないのは分かっているのですが、今年はなんとなくそういう気持ちになったのです。

9月22日大安吉日。
シルバーウィークも佳境に入ったところ、思い立った私は伊豆へ向かっていました。
伊豆の国市(旧田方郡韮山町)にある両親の眠る小さな古寺。
私は黙々とお花を手向け、お線香を供え、合掌。
先月の地震の影響もほとんどなく、つつがなく日々を暮らしていることを感謝しました。

さて、これからどうしようか?
予想された混雑を少しでも避けたいと思い、朝一番の新幹線に乗ってやって来たものの、まだ時間は充分にあります。
私はせっかくなので、その足で神奈川県南足柄市にある曹洞宗の名刹、大雄山最乗寺へと出向きました。

仁王門から続く参道をてくてくと歩く。
うっそうと生い茂る杉木立。
曇天も重なって、昼なお暗い4キロもの長い道のり。
樹齢何百年もの老杉が、圧倒的な存在感で私を出迎えてくれるのです。
結界門をくぐり、御真殿に行くまでの道すがら、加持祈祷の儀式なのかほら貝の音が高らかに聞こえ、新鮮で濁りのない澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込みました。
御真殿の守護神として祀られる高さ10メートル余りの2体の天狗像には圧巻。
この世の邪気を全てはね返してしまうような勢いと、他を寄せ付けない団扇を持って立ち尽くすのです。

さて、ここからが大変でした。
この後、奥ノ院まで行くのですが300段もある階段を肩で息をしながら登り詰めていくのですから!
途中、何度も立ち止まっては息を整え、それこそ鬼のような形相で突き進んで行きました。
しかし、登り詰めた後の達成感というのは、えもいわれぬ心地良い気分なのです。
頬をやさしく撫でる秋風が、がんばった私をまるで褒めてくれている、そんな柔らかな空間に包まれていました。

参拝の帰りはお約束、門前のお土産屋さんに立ち寄り、あれこれ物色。
パッと目に入ったのは『最乗寺名物天狗ソフトジェラート』(¥300)
おお、なんと格調高いスイーツなんだろう・・・と思い、バニラ・チョコ・イチゴ・抹茶・わさび味の中からチョコ味を選び、注文。(←わさび味を注文するお客さんて、はて、いるのかな?)
「はい、お待たせね」
と言われ手にしたのは、若干水分の少ないチョコのソフトクリームのてっぺんに天狗せんべいが一枚のっかっているものでした。
でもこの天狗ソフトジェラートの美味なることと言ったらありません。
汗ばんだ体に涼を吹き込んでくれる逸品でした。
「これ、足柄茶だよ。飲んでね」
とお店の人にすすめられてお茶を一杯ごちそうになった後は、村上商店さんで『元祖天狗せんべい』を2箱購入。
店先ですすめられていただいた天狗せんべいが意外にもおいしかったことと、買った後にも「ほら、食べてよ。まだたくさんあるから食べな」と、店員さんが親切で気さくな人だったのが好印象。

購入した天狗せんべいの1つは、もちろん自分用。
そしてもう1つは長野にいる気の置けない友人の分。
素朴な味で目新しさはないけれど、喜んでくれたかなぁ・・・?

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