« 2011年1月 | トップページ | 2011年3月 »

2011年2月11日 (金)

フローズン(映画)

暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続きます。
寒いとどうなるかと言うと、トイレが近くなるわけで、せっかくあったかいお茶を飲んでも、飲んだそばからトイレに行きたくなってしまうのです。

そうそう素朴な疑問ですが、自宅のトイレに入った時、みなさんはカギをかけますか?
カギをかけるという行為は、誰か他人様が近くにいる時、間違ってトイレのドアを開けられないようにするためなので、我が家でリラックスモードの時は、あまりカギはかけないのがフツーでしょうか?
私は断然カギはかけません。ドアも開けっぱなしです、はい。
ところが人にはふと、“魔が差す”ということがあるのですね。
私は、客人が来た時のために(めったに来ないけど)、カギはちゃんとかかるかしらと、カギをかけてみたのです。
この家に引っ越して来て、十数年もの間トイレのカギというものを使ったことがなかったのに、初めて“カチャッ”と、かけてしまったのです。

す、すると・・・!?
開かない、トイレのドアが開かない。
カギが右にも左にも動かなくなってしまったではありませんか。
きっと、めったに使うことがないため、錆付いてしまったのでしょう。
ケータイを持ってトイレに入る若い人のことを笑っていた私は、初めて後悔しました。
なんでそういうクセをつけておかなかったんだろうかと。
こんな密室に閉じ込められ、私は朽ち果てて死んでいくのかと絶望感でいっぱいになりました。
トイレには暖房設備もなく、食料もなく、飲み水はこのトイレの水だけ。
私の人生って一体何だったんだろうかと、過去の記憶が走馬灯のように巡って来ました。
いや、ここで諦めるわけにはいかない。
私は必死でカギをカチャカチャやっていると、やがて“カチャッ”とドアが開いたのです。
トイレの外に出たとたん、ああ、生きているってすばらしいと、つくづく実感しました。

そんな中、私は「フローズン」を観ました。
この作品は、友人のSさんが、「これスゴイんだからぁ! 正統派のB級映画だよ」と大絶賛したものでした。
TSUTAYAで新作として3本の「フローズン」がデーンと並べられる中、だーれも借りていませんでした。新作なのに。
私は期待で胸をいっぱいにして鑑賞したのです。

ダンとジョーとパーカーは、スキーを楽しんでいた。
すでに日は暮れていたが、ムリに係員に頼んでリフトに乗せてもらい、最後にもう一滑りしようと思った。
途中、係員は別の係員と交代し、ゲレンデから最後の客らしき3人組が滑って来るのを確認すると、リフトとゲレンデの照明のスイッチを切ってしまう。
だが、ダンとジョー、それにパーカーはまだリフトに乗ったままだったのだ。

この作品は、極寒の吹雪の中、地上から15メートルも高いリフトに取り残された3人のパニック状態を映画にしたものです。
この映画のメガホンを取ったのは、アダム・グリーンというまだ30代の若い監督さんですが、聞き慣れない映画賞をいくつも受賞しているスゴイ人物(?)なのです。
グリーン監督の最も敬愛するのはスピルバーグ監督とな。
やっぱりなー、と思うのもムリはありません。
リフトから思い切って飛び降りて骨折してしまったダンに忍び寄るオオカミのシーンは、スピルバーグ監督の「ジョーズ」へのオマージュだし。
地上から15メートルの高さにあるリフトで起こるハプニングは、ヒッチコック十八番の密室スリラーを彷彿とさせるし。
とにかく気に入ってしまいました!

でもこの作品、ぜーんぜん重厚で深いテーマなんてありません。ヽ(´▽`)/
なので気軽に鑑賞O.K.
なんだか私にも映画製作できそうな気がして来ました。
やっぱり私はこういうマニアックな映画に弱いんだわぁ。(* ̄ー ̄*)
正統派B級映画のファンには、おすすめですよ!

| | コメント (4)

« 2011年1月 | トップページ | 2011年3月 »