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2014年6月11日 (水)

収集癖

5月21日付(だったと思いますが、定かではありません。恐縮。)の某新聞に、みうらじゅんのコラムが掲載されていました。
見出しは“収集癖と発表癖”。
みうらじゅんの言動、言論は本当にユニークで、思わず注目せずにはいられないのです。

みうらじゅんと言えば、“マイブーム”という造語を世に広めた人物として有名です。
京都出身の武蔵野美大卒、イラストレーターという肩書きを持っていますが、正直、そんな狭いくくりではご本人に失礼というものです。
今、空前のブームとなっている“ゆるキャラ”も、言い出しっぺはみうらじゅんで、そのマルチのご活躍ぶりには目を見張るものがあります。

さてそのみうらじゅんは、コレクターとしても有名です。
ご本人が言うには、すでに小学生のころから、お気に入りのものがあると集めてしまう癖があったそうな。
一人っ子のせいで、親にねだればたいていの物は手に入ったそうです。
これは私にも覚えがあるのですが、一人っ子の特権というものなのか、何か物を誰か(たとえば兄弟姉妹)とシェアする必要がないため、自分のために買ってもらったものは永遠に自分のものだし、捨てなければ永遠に収集されていくわけなのです。

そんな中、みうら少年は怪獣に興味を持ち、それらの掲載された雑誌や新聞の切り抜きをスクラップしてまとめていたそうな。
こういう話を聞くと、私なんかすぐに思うわけです。
ああ、当時の円谷プロの怪獣を企画・製作したスタッフに、このけなげなみうら少年のスクラップブックの話を聞かせてやりたいものだと。

ご本人はそんな怪獣の切り抜きをせっせと集めてスクラップする癖のある自分のことを、名付けて、“スクラッパー”と呼んでいます。
なんだか新種のハウス系ミュージシャン(?)みたいなネーミングに驚きです。

さてその後、さんざんスクラップした怪獣のあれやこれやをみうら少年が友だちに披露したことは、想像に難くありません。
ちょっと得意気にスクラップブックをめくっては、うんちくを語ったことでしょう。

大人になってからもそういう癖というものはなかなか抜けないようで、いわゆる“オタク”の部類に入るとは思うのですが、みうらじゅんの、あの明け透けで悪びれた色もない態度にとても好感が持てるのです。
とはいえ、そんなみうらじゅんのファンになる女子に多いタイプは、皆、薄幸そうで不幸せな感じなのだとか。(タモリ談)
なので私はファンにはならず、「なんとなくイイ感じ」ぐらいに留めておこうと思います。

結論として何が言いたいのかと言えば、みうらじゅんのように自由で奔放に生きたいなどと考えるならば、「あの人、変わってるよね」と言われることを覚悟した上での生き様を通すということでしょうか。
なかなかどうして、勇気のいることではあります。(笑)

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