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2014年8月16日 (土)

ニート

ニートというのは、Not in Education, Employment or Training という定義なので、それには少し当てはまらないかもしれませんが、私の知り合いの息子さんがニートもどき(?)の状態で、今年3年目となります。
異変はすでに中学3年生の時からあったようです。
風邪でもないのに学校を休みがちになり、やがて不登校となりました。
お母さんは、「まさかいじめでは?!」と学校に相談してみたところ、全くそんな様子は見られないと。
息子さん本人もいじめを否定し、単に「めんどうくさい」というのが本音だったようで、がく然としてしまったのです。
それでもどうにか公立高校の受験に合格し、これで心機一転、新しい環境で息子も頑張ってくれるだろうと期待していたところ、高校1年生の夏休みを過ぎてから一度も登校することはなく、退学となってしまいました。
以後、息子さんはひきこもり状態です。

最近訊いた嬉しい情報によると、息子さんは独学で英検2級を取得したと!
それがすぐに就職につながるものではないことなど、お母さんは百も承知の上ですが、本人の少しばかりの自信にはなるだろうと、喜んでおられました。
さらに嬉しいことに、1年ほど前からスーパーで早朝の2時間だけ品出しのアルバイトに出ていると。
本来なら8時間労働というのが基本だけれど、いきなりはムリなので、少しずつ社会との接点を持たせてあげたいとのこと。

今年18歳となった息子さんは、自分から「車の免許が欲しい」と言ったそうです。
自動車学校の料金は、とうていバイト代では足りないため、おじいちゃんにお願いして出してもらったようです。
一歩一歩着実に前進している孫を見て、おじいちゃんも目を細めて喜んでおられるとか。
一時はどうなることかと心配でたまらなかったお母さんも、だいぶ落ち着きを取り戻し、今年は家庭菜園で収穫したナスを、袋いっぱい我が家におすそ分けしてくれました!
そのナスは、焼きナスにしたり、浅漬けにしてみたり、お味噌汁に入れてみたりと、大重宝しており、我が家の夏を彩ってくれます。

我が子といえども異なる人格を持った相手ですから、そうそう親の思うようにはなりません。
人とは少し違った16~18歳(本来なら高校生)の3年間ですが、家族一丸となって息子さんを支える姿に、感動すら覚えます。
愛情が人を育ててゆくのだと、改めて実感した一件なのです。

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コメント

こんばんは

関東、
今日も暑くバテバテ状態です…
もともと夏は苦手でして…

今回はニート君の登場ですね

中学高校と、いわゆる「管理教育」の
煮え湯を飲まされた世代としては
彼の
『「めんどうくさい」というのが本音だったよう』
が気持の全てとは思えません

簡単に言うと、
学校がつまらないんですよね~
集団生活が窮屈で仕方がなかったのかも…

同級生と価値観が合わなかったり
すると最悪です

時間の無駄にしか思えなくなります

僕も高校時代、無為な時間を過ごしたなあ…
と自戒しています(苦笑)

十代後半
学校に行くだけが人生じゃありません

しっかり前を向いて生きていってほしいです^^


投稿: 松枝 | 2014年8月16日 (土) 20:17

松枝さん、こんばんは!
おっしゃるとおりで、学校だけがすべてではありませんね。
まだまだこの先、いろんな可能性を秘めているわけで、“若さ”というのは羨ましいほど尊いものです。(今となると、つくづく実感します!)

周囲の大人が過保護になりすぎるのも問題ですが、かと言って放任が自立を促すものかどうかは分かりません。

いろんな失敗や挫折を繰り返しながらも、人並みの人生を歩んで行ってくれれば、、、というのが、子を持つ親の願いでもあるわけです。

蒸し暑い日が続きます。(;;;´Д`)
こうムシムシしていると、カラッとした暑さが恋しくなりますよ。(^-^;
お互い、めげずにこの夏も乗り越えましょう~ヽ(´▽`)/

投稿: さんとう花 | 2014年8月16日 (土) 22:28

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